2011年12月20日火曜日

日本共産党と過激派(新左翼)

日本共産党が、連合赤軍事件を批判し、中核派や革マル派や革労協のような過激派と仲が悪いと信じている人は、未だに多いでしょう。
たしかに日本共産党は、彼らを憎んでいます。しかし、共産党は過激派のように「単純」ではありません。野球で言えば、過激派はストレートな投手、共産党は変化球で勝ち星をコツコツ稼ぐ投手です。

驚く方もいらっしゃるかもしれませんですが、共産党の出版物では、こんな事が語られているのです。日本共産党が相当に力を持っている職場ではこうしろ。「政治意識」は高いけれど、仕事ができない「ターゲット」がいたら、「反動的な上司」に鍛えてもらえ。そして社会人として独立できたら、共産党のために利用しろ。
これは全くの事実です。日本共産党の幹部がその趣旨の発言を活字にしたのです。もっとも、ご年配者には懐かしい宮本顕治さん(故人)に「余計なことを書くな」と叱られました。

そういう卑怯な態度に我慢出来ない若者は、過激派も共産党も軽蔑するようになります。
そんな事が繰り返され、共産党はますます国民の信頼を失いました。

公務員や教育機関のように左翼勢力が強い職場では、共産党は、過激派を煽り職場を荒らす一方、自分たちは「反動勢力」に媚態を振りまき、職場で信頼される高い地位を得ようとします。
現在、国民に大人気の橋下徹さん(大阪市長・元大阪府知事)が、大阪の公務員制度を改革するために尽力されています。
マスコミを鵜呑みにしている方は、橋下徹市長と労働組合とが、死に物狂いの戦いをしているとお思いではないでしょうか。
しかし日本共産党は、とっくの昔に組織の温存をはかって、悪どい処世術でそろばんをはじいています。

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